2021年5月30日
ある春のうららかな日
ここ、旧グッゲンハイム邸で始まるのは、暖かな春の風に包まれて皆とリラックスして共に過ごすガーデンウェディング
当初の予定から半年の時を経て、ここまで沢山の山あり谷あり、険しい道のりがありました
そんなこれまでの紆余曲折を経て、「理想が全て叶った」と喜んでくれた1日
そんな新郎新婦と私の大切な思い出をご紹介します
会場でお支度を始めるふたり…
そう今日花嫁支度をするのは、美容師の新郎様
ふたりでいつも通りの笑い声が聞こえてくる控え室
実は今日結婚式を迎えるのはふたりではなく、お腹のなかから見守ってくれているBabyが
家族3人で迎える結婚式になりました
着々と準備が進む会場
ゆっくりと会場を見渡しながら、とっても嬉しそうに見て回る新婦様
その笑顔を見て、今日までの道のりを一緒に頑張ってきてよかった!…と早くもうるっとしてしまいました(笑)
ガーデンウェディング仕様の麦わら帽のMAHO-ROBAさんは、いつもに増してかわいい
グッゲンハイム邸の建物が大好き…と言ってくれていたふたりと、ようやくこの時…
のんびり、たっぷり時間を使ってウェディングフォトを
今回の家族はこれだけではありません
実は、ガーデンパーティーになったことで参加してくれた仲間が…
ふたりの愛犬「くうちゃん」「えまちゃん」
まぁ可愛くて可愛くて…
ゲストのお友達も、お子さんも、スタッフも皆くうちゃん・えまちゃんにメロメロ(笑)
ガーデンウェディングをより和やかにしてくれた第二の主役になってくれました
いよいよ会場の準備も整い、ふたりも待ちに待った空間が…
秋から春へと変わったので、春のうららかな日を愉しんでもらえるように、
サーモンピンクをメインに、お花も少しだけスパイスの効いた子を混ぜて、mix styleに
私が思う新婦様のイメージにぴったりで、完成した会場を眺めながら、これから始まるウェディングにワクワクと胸が高鳴る瞬間
邸宅でのウェディングなので、ウェルカムタイムで皆さんをお迎えするのは新郎新婦のふたり
これまで仲間に会えない時間が長かっただけに、その胸の高鳴りと喜びもひとしおです
こんな状況の中でも会いにきてくれたこと、職場からの制限で挙式だけでも…と参加してくださった方も
みんなへの感謝の気持ちでいっぱいでした*
そしていよいよ始まりのとき
挙式でもいつもどおりの笑顔が見れた、ふたりらしいあったかい結婚式
ようやく緊張がほぐれてきたふたりの表情が可愛すぎます(笑)
ここからは、ようやく会えた皆さんと、共にのんびりと過ごす何より特別な時間を
そこに華を添えてくれたのは、ふたりが大好きなMAHO-ROBAさんの心のこもったお料理たち
コロナ禍での会場の使い方も二転三転、沢山悩んでベストな形を考えました
ご親族様は気候のことや安全面を考え、室内のお席からガーデンを見渡しながらご参加いただけるように
ふたりが順番に全員のお席へ出向いて、しっかりとありがとうを伝える…そんな形にしました
なんと姪っ子ちゃんからは手品のプレゼントも
緊張した様子で練習してきた手品を披露してくれるのも、可愛すぎました*
陽の移ろいを感じながら、少しずつ時を進めるパーティー
ふたりもお友達とお席を共にしたり、ワンチャンたちと遊んでくれるお子様ゲストも
思い思いの時を過ごしながら、迎える夕暮れ時
ガーデンウェディングの一番の魅力を感じれる瞬間
最後にはふたりともからちゃんと伝えて欲しい…と願いしたご家族へのメッセージ
本当にその想いがまっすぐで、素敵すぎて、ご両親にとってこれ以上ないプレゼントになったことと思います
さぁ…これにておひらき?…とおもいきや、最後にどこかへ出発するおふたり
そう、これから向かうのはふたりが大好きな海
あくまで体調と相談して…とお話ししていたのですが、新婦様もとっても元気!
そして空はちょうど赤く染まった夕焼け…
急げ〜!とふたりと出発してすぐ隣の須磨海岸へ
結婚式を終えて、とびっきり可愛い新婦様を隣で撮影する新郎様の表情が、今日一番素敵だったな
結婚式を開催できることが当たり前ではなかったこのタイミング
ふたりが悩んだ時間は計り知れません
それでも、最後この時に言ってくれた
「全ての理想が叶った、最初思い描いた通りの1日になった」
その言葉が一緒に1年半過ごした私への最大のご褒美でした*
今は家族も増えて、新たなステップを踏み出したおふたり
これからもずっとずっと、応援しています
ふたりとの最幸の出逢いに感謝を込めて…
Produced by Hiromi Hyogo / 兵庫裕美