時代は1920年代のアメリカ
その煌めく魅惑の世界への招待
結婚式のKey Movieは「華麗なるギャッツビー」
1920年代のアメリカを舞台に、古きものと新しさが入り混じった華やかな時代が描かれた映画で、その画の美しさでも有名な映画です
新婦様にとってはこの時代のデザインが大好きなことはもちろん、この映画の曲でフィギュアスケートの演技をした思い出がいっぱい
邸宅に招かれたようにリラックスしながらも、一歩踏み入れると日常とは離れた特別な世界を感じて欲しい…そんな思いをカタチにしました
招待状やタペストリーに用いたのは、1920sを代表するアールデコ調のデザイン
海外から取り寄せた羽もこの時代らしい華やかなアクセントに…
ふたりと一緒に選んだスタイルは、ご親族様ともご友人とも、それぞれとゆっくり・それぞれに合った形で時間を過ごしたい…と、
1部:キリスト教式&親族会食
2部:人前式&友人ガーデンパーティー
の二部制のスタイル
旧グッゲンハイム邸の2階からは晴れ渡る空とキラキラ輝くよき日
楽しみにしていたファーストミートは新郎様だけでなく、ご両親もご一緒に
この嬉しそうな皆さんの表情が、結婚式の意義を表しているよう
本当に愛情深いご家庭で育ったおふたり
ご親族だけの挙式は、その愛情への感謝がしっかりと届くアットホームなお式でした
そして始まったのは、1920年代アメリカの邸宅でのようなクラシカルだけど温かいウェディングパーティー
なかなか会うことのできなかったご親族様との再会
ふたりから親族一人一人との思い出を交えた親族紹介に、みんなで笑い合って時には涙しながら進む宝物の時間
みんなに会える喜び、これからよろしくお願いします!と家族のお付き合いが広がる喜び…
そんなたくさんの喜びに溢れていた幸せいっぱいの親族会食でした
お土産にはスケートで出会ったおふたりらしく、アイスホッケーのスティックとフィギュアスケート靴のアイシングクッキーを
ウェディングのテーマカラー・映画の世界観に合わせて選んだネイビーのカラードレスも凛とした強さが現れていて本当に素敵でした
親族の皆様をお見送りして、まだまだふたりの1920sウェディングは続きます*
次は少しずつオレンジに染まる空の下に用意されたガーデンパーティー
邸宅の2階には新婦様が選んだバルーンとフォトブースを…
皆さん邸宅内をゆっくりと見て回りながら、様々な場所から聞こえてくる笑い声
大きな会場での結婚式とはまた違った、景色や空間、そこに用意したおもてなしをゆったりと楽しんでもらえるのも旧グッゲンハイム邸ならではの楽しみ方
2部のスタートは改めてウェディングドレスでのご友人への報告式から
お友達の前でもちゃんと誓いを立てたい…そんな思いから、ご友人へ向けた誓いの言葉と改めてのご報告を
あれ?さっきとは何か違うところが…
そうなんです、このホワイトバルーン、1部のパーティー中にWEDDING DESIGN LABメンバーが頑張って準備を進めたもの
詳しくは後ほどをお楽しみに…なのですが、グレートギャッツビーの映画にインスピレーションを経てご提案した装飾
映画を見たことのある方なら、わかるかもしれません*
少しずつ夕方の景色へと変わる中、始まったガーデンパーティー
それはまさに映画の中のような、自由で、日常から離れた胸が躍るパーティー
みんなが立ち歩きながら楽しめるように、お料理はビュッフェ&お肉だけその場でグリルされたものをお席まで
デザートビュッフェは羽のようにホワイトがコンセプトカラーになった、この空間にぴったりなデザインに
みんなで思いっきり笑い合って、語り合って、あの当時を懐かしんで…
こんなに久しぶりに会ったのに、毎日会っていたあの頃のようにすぐに戻れてしまう
そんな繋がりの深いお友達たち
この私の大好きなとびっきりの笑顔の一枚がこの時間を物語っているようです
この1日を迎えるまで、長い道のりがありました
コロナ禍での延期に、転勤でふたりが遠距離になってしまったり、新天地での出発
いつお会いしても明るく周りを幸せにしてくれるお二人でしたが、様々な道のりに辛い日もきっとあったと思います
最後お開きの瞬間と共に溢れ出した新婦様の大粒の涙
これまでの頑張りと久しぶりに会えた嬉しさ、そしてこの特別な1日を終える寂しさ
きっと様々な感情が溢れ出したことと思います
お見送りで外へ出るとそこには映画の雰囲気を醸し出すバルーンと、満月が
そうこの日はムーンロードが綺麗にできるほどのキラキラ輝いた満月で、ふたりを祝福してくれていました
あぁ終わって欲しくない…帰りたくない…と言いながらお帰り支度をするふたりがとびっきり可愛かったです(笑)
どんな時も気遣いがあって、まっすぐで、感謝を忘れず、本当に魅力的なおふたり
結婚式まで一緒にワイワイ言いながら準備を進めた日も、当日いかにふたりが愛されているかをすぐそばで見れたことも、全てがかけがえのない思い出になりました。
住む場所は離れてしまいましたが、これからもずっとおふたりを応援しています!
こんなにも素敵なご結婚式をご一緒にでき、本当に幸せでした
どうかいつまでもお幸せに*
Produced by Hiromi Hyogo / 兵庫裕美