おふたりが悩みに悩んで一緒に選んだウェディングステージは、
大阪のレトロ建築のシンボル【大阪市中央公会堂】
遠方から来てくださる皆さんにも、建物や空間も楽しんでもらえるように!と選んだこの会場は、
竣工から100年経った今でも、愛され続ける大阪を代表する名建築。
そして、今回この見事な空間に創り出した世界は、
【秘密の部屋】
ジブリが大大大好きで、心から愛するご新婦様。
どの映画が一番だなんて決められないけど、
一番好きな空間は、【風の谷のナウシカ】に出てくる、”秘密の部屋”
毒々しくも、儚くて美しい
まるで、「世の中のすべての物は関わり方次第で、毒にも花にもなる…」
そう教えてくれているかの様な、幻想的な空間
ここにそのシーンを載せられないのがとっても残念ですが、
ぜひ映画でご覧ください!(笑)
…ということで、フローリストさんに集めてもらったのは、
少し毒々しくも儚いお花たち*
コットンフラワーを映画に出てくる胞子に見立てたり、試験管を花瓶に使ってみたり!
ブーケも少し毒々しさをプラスした、個性的なクラッチブーケに
ジブリ愛はまだまだ!
妹様手作りのとっても可愛い、まっくろくろすけの刺繍入りリングピローや、
ゲストテーブルにこっそり隠れるまっくろくろすけ
プランナーの私からは、
お子様へのナフキンはトトロ折りにしたり、
オリジナルで作成した席次表には、天空の城ラピュタの「ラピュタ文字」を用いたり…と、
誰か一人でも気づいてくれたら嬉しいな…という隠れジブリをお手伝いしました。
本番前にはおふたりにもチェックしていただき、
喜んでもらえてよかった~~!
この中央公会堂のクラシカルな雰囲気と、
ご新婦様のナチュラルな雰囲気、
どちらもにピッタリな刺繍とくるみボタンがとってもきれいな、スリーブドレス
お仕度も整い、時間たっぷりとスナップ撮影に出発!
中央公会堂は画になるスポットが本当に沢山あるんです。
大好きな御家族とのリハーサルも、3人にとってかけがえのない大切な時間…
そしていよいよ…
はじまりのとき
入場口の前に立つふたりの張り詰めた表情が忘れられません
約100名様と、本当に多くのゲストの皆様にお越しいただいたウェディング
だからこそなおさら、派手にするのではなく、
皆と共に過ごす時間を大切にしたい!と、
今回は、披露宴入場も、お色直しも無しに、
共に楽しめるウェディングパーティーにしました*
ちょっぴり恥ずかしがり屋さんのおふたりらしい♪
さぁここからは、楽しいパーティーのスタート*
この空間に合わせて、BGMで流れるクラシックVerのジブリ音楽が、
まるでその世界に連れて行ってくれるようで、とっても心地いい空間
一番大切にしたのは、沢山お越しいただいたからこそ、
100名全員におふたりからちゃんとご挨拶に行けること
私たちプランナーにとって、ゲストの皆さんが喜んでくださっていることが嬉しいのですが、
何よりも、御両親・ご家族の嬉しそうな笑顔がとっても嬉しいんです*
とびっきりの笑いあり、涙ありで、
本当にふたりが皆から愛されていることがとっても良く伝わるウェディング
そして、なんとウェディングケーキは、海外から駆けつけてくださったパティシエのご友人が、
今日の為に!と帰国後すぐに用意してくださった想いいっぱいのウェディングケーキ*
これが叶うこと!がご新婦様からの最初のご希望の1つだったので、自由な場所で叶ってよかった~!
そして後半にご用意したのは、オリジナルでオーダーしたデザートビュッフェと、おふたりお手製のフルーツティー*
バレンタイン直前のタイミングに合わせて、チョコレートに、
この季節が一番おいしい!イチゴのスィーツづくし
「ゲストに出したいものって言うより、ただ私が食べたいものやん~!」と言いながら、
大笑いの中決まっていったこのメニュー
大盛況で喜んでいただけてよかった*
中央公会堂の中集会室の様な荘厳な空間で、100名のご列席…と聞くと、
ピリっ!とした雰囲気の「THE 披露宴」をイメージされるかもしれませんが、
おふたりの様に、アットホームで、みんなでワイワイ楽しむパーティーもとっても似合うんです*
最後には、ちゃんと今日だから伝えられるメッセージも心を込めて伝えます
でもやっぱり最後はこの盛り上がり!
さすがおふたりのゲストの皆様*(笑)
…と、ここまで書いておいてですが、新郎新婦様は私、プランナーの友人なんです(笑)
でも、友人だからこそ、結婚式を信頼して任せてもらえたことが、
本当に本当に嬉しかったんです*
大好きなおふたりのお手伝いができて本当に幸せでした*
ずっとずっと…お幸せに
Produced by Hiromi Hyogo