おふたりが出会い、恋人になったのは今から約10年前
可愛い高校生の頃
それからの10年間、どれだけ実質的な距離が変わってもずっと変わらなかった心の距離
どこまでも心が真っすぐで、太陽が差したように暖かくて、でもちょっと天然なところがたまらなくかわいいご新婦様
お笑い好きが高じて?(笑)新婦様へのツッコミがお笑い芸人並みにいつも笑わせてくれるご新郎様
そんなおふたりのやり取りは最初から最後まで本当に面白くて、でもお打合せの後には必ず心が幸せになる
まさにベストカップル!のおふたり
「最高に綺麗だよ!」…なんて、とても言えないキャラのご新郎様(笑)
出てきた言葉は…「バッチリ!」
この表情がいつもおふたりの関係を表していて、大好きな1枚
沢山の辛い経験も、とても明るく話してくださったご新婦様
そんなご新婦様をいつも支えていたのが “教会” と教会を通じて出逢った “家族” の存在
ご相談頂いた最初のご希望のひとつに、
ずっと自分を支えてくれた教会の皆さんに結婚式を挙げてもらうことでした
教会自体は小さいし、100人のゲストは入れない…でもふたりの友人やみんなにも本当のキリスト教式に触れてほしい
そんなご相談からご提案したのは、教会の皆さまに大阪倶楽部にお越しいただき、
ここで大切な挙式を行っていただくこと
教会の皆さんも喜んでご協力くださり、全てが叶った当日
当日のスナップ撮影にも、私の大好きないつものおふたりの笑顔がいっぱい
イメージした空間は、森の中にひとすじの太陽の光に照らされたような、暖かくてやさしい場所
コーディネート、手作りアイテム全てにとってもこだわりを持って、
一緒に悩み抜いたのも、とっても楽しかった思い出のひとつ…
本当に数えきれないほどの手作りを、いつも楽しんでしてくださったご新婦様
どっちの紙がいいかな?色が良いかな?と悩むご新婦様と私に、
「俺には分かれへん!」と言いながらも、ずっと横で笑わせてその場を和ませてくれる新郎様
挙式の前におふたりからご用意した時間がありました
それはご両家の親族控室に先にお伺いして、ちゃんとまずは家族・親族に御礼を言う時間
100名という多くのゲストの方がいらっしゃるからこそ、先にちゃんと伝えたかったんです
ここでご新婦様のご兄弟みんなで企画していたのが、
お父様お母様の結婚50周年のお祝い!
今ではこんな沢山の子供たち・孫たちに囲まれるご両親
一人っ子のご新郎様は、初めて新婦家のご家族全員とお会いした時には、
その勢いに圧倒されたんだとか(笑)
そして挙式の始まりの時
一歩一歩近づくふたり
そのお互いの表情は今まで見てきたおふたりの表情とは全く異なるもの
表情ひとつでグッと胸をつかまれたような、堅い決意の表れ
挙式では5人のお兄さんお姉さんからお祝いに讃美歌が贈られました
ここからは大好きな皆さんと、自由で楽しいパーティーへ
こだわり抜いて作ったアイテムもゲストの皆さんの元へ届いていきます
音楽と共に始まった拍手は、おふたりの登場から割れんばかりの祝福の拍手になり、
鳴りやまないその暖かい拍手に、おふたりもびっくり!
退場はなかなか会えないけど、大好きな叔母様と従妹達*
そして、今日の為に遠方から頑張って来てくださったおばあ様
一人っ子で愛情いっぱいに育てられたご新郎様
そのユニークなお笑いセンスは、お父様譲りだと会場の誰もが思った瞬間(笑)
パーティー後半、
「兵庫さん!とっても楽しいけど、私たちこんなに自由で大丈夫ですか?(笑)」そう仰るご新婦様
堅くて、一緒に過ごせない結婚式ではなく、自由に、何よりも大切な人と一緒に過ごしたい…そう最初に希望を教えてくれたおふたり
会場のどこを見ても、笑顔に溢れていて、初めにおふたりがイメージした場所がそこにありました
結婚式とは人生のひとつの区切り
これまでの縁と、これからの縁を結び、より強くするもの
彼と、彼女と出会わなければ、繋がることの無かった人とも、始まる素敵なご縁
そんなことを改めて強く強く感じた1日
おふたりの傍には、どんな時もやさしい想いと、やさしい人々で溢れていました
結婚式の翌日には新たな土地、北海道へ旅立たれたおふたり
でも初めての大阪帰省には、早速私たちの元にも元気なお顔を見せに来てくださいました♪
これからの北海道での生活にも、たくさんのご縁を感じるおふたり
ずっとずっと大阪から見守っています!
そして、大阪に帰ってきたときには、また思いっきり笑わせてくださいね(笑)
心から…末永くお幸せに*
Produced by Hiromi Hyogo