海外で幼少期を過ごしたご新婦様と、柔軟な発想を持つご新郎様
ふたりが感じる日本の形式的な結婚式の”不自由さ”と”窮屈さ”には、
私たちプランナーも共感できる部分が本当にたくさん
多くの結婚式に列席してきたから分かること。
“祝われる”側から”感謝を伝える側”に…
そんな思いを全て叶えて、本当に皆で過ごせるカタチを追い求めたWeddingです*
最初にお伺いしたキーワードの1つ
【Barn Wedding】
Barn=納屋・倉庫を意味し、海外では三角屋根の納屋や倉庫を1日だけのウェディング会場に変身させることがあります
一緒に探し始めたものの、日本にはそんな場所、本当にない!!笑
そんな時に、たどり着いたのが、大阪にある「赤レンガ倉庫群」
当日たっぷり撮ったスナップ撮影*
おふたりの雰囲気に合った画になるお写真がたくさん
挙式場を作り出したのは、赤レンガの壁に囲まれた、なんと駐車場!
その頃ウェルカムスペースやパーティー会場も着々と準備が進みます*
たくさんのハンドメイドをご用意くださった新婦様
いよいよ迎えた挙式
そこに待っていたのは、最初想い描いた通りの赤レンガの上に広がる真っ青な空
結婚証明書としてふたりで行った【Live Paint】
2色のペイントを重ねて出来上がったものは…
パーティーの最後までのお楽しみ*
乾杯も堅苦しく改まってより、解放感の中、早くパーティーをスタートさせたい!そんな想いから、
挙式を行った屋外でそのまま乾杯を
そしておふたりのご希望のひとつ*
ふたりを待たずにパーティーを始めてほしい!そんなご希望から、
お席に着くと運ばれるピンチョス
まずはおつまみと美味しいお酒で先に始めてね…と、
シェフに今回特別に用意してもらった1皿です
本当の”ゲストファースト”から生まれたアイデア
おふたりのご入場もごくごく自然にさらりと
それも、今日の主役は私たちではなくここにいる全員だからという想いから
そして次のおふたりのご希望は”みんなと一緒に過ごすこと”
写真を撮る瞬間しかしゃべれない、お見送りしかしゃべれない…そんな形式だけのパーティーではなく、
お互いの友人をお互いしっかりと紹介できるように、
おふたりが各テーブルを回って一緒にお食事をすることにしました
これならお食事をしながら、同じ目線でゆっくりと喋れる
ふたりが一番大切にした”共に過ごす時間”
そして挙式の中でLive Paintした結婚証明書が完成し…
そう、現れたのはおふたりのイニシャル”K”の文字
コンセプトカラーに合わせたブルー×グレーでとっても綺麗に出来上がりました
会場に流れるのは終始温かくて、和やかな空気
ふたりが求めたウェディングのカタチがここにありました
お見送りもカタチだけのお見送りで無く、
本当に最後皆さんが出発されるまで一人ずつ声をかけて見送っていたおふたり
最後の最後まで”皆が主役”のウェディングでした
新郎様ととても意気投合していたカメラマン中島さんのカットを1枚(笑)
なんと届けてくれた写真は1200枚を超えていました
ふたりとのウェディング準備は三田の山奥まで会場探しに行ったところから始まり、
たくさんの道のり・思い出でいっぱいです*
ふたりが感じてきたその想いに全て応えたい!そう思い1つずつ進めてきた結婚式準備
当日見せてくれたふたりの笑顔が私にとって一番のプレゼントです*
いつまでもふたりらしく、お幸せに!