披露宴でフランス料理を見かける事が多いですよね。
ナイフ・フォークが並んでいて普段と違う”特別“な食事という印象。
ここは日本。街中には多国籍料理。
にも関わらずフランス料理が披露宴の主流になったのはなぜでしょうか?
フランス料理はとても長い歴史のある伝統料理。
16世紀ごろ料理先進国であるイタリアから伝わり宮廷料理として発展しました。
19世紀ごろ寒いロシアの地でも温かいまま召し上がれるように1皿ずつ運ぶようになったそうです。
料理人が想いを込めて王族に用意した”究極のおもてなし料理“が
フランス料理なのです。
なるほど。
正式な席や外交儀礼の席・社交界などで”来賓をおもてなしする料理”になったのも頷けます♪
いまでも変わらず、世界的に正式な席ではフランス料理が流儀なのです。
日本にフランス料理が伝わったのは、約150年前の明治維新の頃。
そして広まったのは昭和に入ってから、それも半ばという説もあります。
(まだまだ浅い歴史です!)
昭和45年の万博までは、イタリア・フランス・オランダなどの区別はなく”西洋料理“や”洋食“と呼ばれていました。
万博にてそれぞれの国の”自慢の料理のレストラン”が人気を博し、フランス館には連日早朝から長蛇の列。
この頃から有名ホテルのフランス料理のシェフが活躍し、美食家達から急速に広まったと言われています。
高級レストランへ行く人も増え”贅沢=フレンチ(日本独自の呼び方)”の構図が固まりました。
その後”派手婚”がテレビで中継されるなど、有名ホテルでの結婚式がステータスとなり、”結婚式=フレンチ“が定着しました。
という事で披露宴でフランス料理が多いのは、
正式な”来賓のおもてなし方法“の余韻で今でもフレンチが主流だからです。
近年カジュアルフレンチが人気で、気軽に味わえる機会が増えました。
過去をひも解くと更に味わい深いものになりますね!
本格的フレンチでのオリジナルウェディングもステキ。
宮廷の料理人のおもてなしを召し上がれ~♪
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