結婚式の伝統&習慣 -北海道・東北編-

2015.08.28

ウェディングデザインラボのブログをご覧のみなさま、こんにちは。
本日も蔦屋書店内ウェディングカウンターよりお届け致します。

きっかけはお客様との何気ない会話です。

「先月出席した結婚式は300人くらいだったと思う」
「300名様ですか!?」
「でも沖縄では普通みたい」

なるほど。それなら納得です。
沖縄では平均300名様くらいで盛大に結婚式を執り行い、「カチャーシー」を踊りまくる伝統と耳にした事があります。

そういえば他の地域は?
という事で地域別の習慣をリサーチしました。

■ ■ ■ 北海道 ■ ■ ■

結婚祝賀会といわれるスタイルが正式
●結婚式は招待制ではなく会費制1万円前後)が約9割を占める
●結婚式にかける費用は全国でもっとも低く、ご祝儀の習慣はない
100名~300名様くらいを招いたパーティーは和気藹々としていて気軽に出席可能
●ご両家ご家族は最前列で見守る
●主催者は友人や同僚で結成する”発起人“が案内状・準備・司会なども進める

ご両家や新郎新婦に負担が少なく、参列者も負担が少ない合理的な習慣です!
北海道ではご家族が最前列だったり、友人が準備してくれたり、人とのつながりを感じるスタイルなんですね。

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■ ■ ■ 東北 ■ ■ ■

●秋田県:秋田長持唄で空気を一つに!「飛び入り歌」の余興は大歓迎
披露宴の料理を折詰にして持ち帰ってもらう地域もある
●山形県:郷土料理でのおもてなし(山形名物”いも煮”、米沢市周辺‟鮭のうま煮”)
寝具が引出物
●青森県:お色直しの回数と披露宴の長さは日本一(らしい)
●岩手県:「おちつき」という新郎新婦入場前に餅やそばを食べる
●宮城県:「宮城長持唄」という民謡で、長持・提灯・新郎新婦の順で入場
おめでたい「細工かまぼこ」を用意
●福島県:乾杯前に祝いの歌を披露

東北地方も沖縄に負けずに盛大な結婚式が多く、新郎家の繋がりを大事に幅広く参列者を招くのが一般的でした。
各地に唄と料理と引出物でもてなす伝統がありとっても素敵です。

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今では古き良き伝統に対して馴染みが薄くなっています。
お住まいの地域の伝統は何かありますか?
とても奥深くおめでたい話を耳に出来るかもしれません。

ウェディングデザインラボでは、オリジナルウェディングをご提案しています。
新しいご提案はもちろん伝統や風習をアレンジしてテーマにするのもおススメです!!