One Day, Many Worlds.


結婚式はまるで夢のように儚い
限られた時間の中にたくさんの “ 世界 ” を集めました
ふたりと家族、ふたりと友人
過ごし方はまるで違う
そして、ホワイト・ピンク・レッド・ブルー・グリーン・イエロー
空間が次々に表情を変える
さあ、 ワクワクが待つ一日のはじまりです。
夏の旧グッゲンハイム邸
太陽の光をめいいっぱい浴びて、海がキラキラ光る
まるでおふたりを祝福しているみたい

「Many Worlds」に込めた1つは様々な時間の過ごし方
1日の中で家族に向けて・友人に向けて2回パーティーを行うことにしました
どちらの時間が大切なんて選べないから
それぞれに合わせた過ごし方ができるように…
まずはご家族との小さなお食事会からスタート
ヨーロッパの田舎町で開かれるホームパーティーのように
穏やかで、あたたかくて、ゆっくり
各地から集まってきてくれる家族と1つのテーブルを囲んでごはんを食べるなんていつぶりだろう


私たちが何より大切にしたかったのは
ただ、みんなで同じ時間を過ごすというシンプルで贅沢なひととき
同じものを食べて「美味しいね」と笑い合える
同じものを見て「素敵だね」と言い合える
そんな時間が今となっては宝物のような瞬間だったりするんですよね
おふたりからの唯一?のカメラマンへのご希望だった
映画「パラサイト」のポスターみたいな写真を撮ることに
おふたりの表情もなんですがご家族も上手すぎませんかこれ(笑)

パーティーの結び花束を受け取ったご両家のお母様
涙を流しながら「ふたりが結婚してよかったわ」とひとこと
おふたりと同じくらい今日を楽しみにしてくださって
ずっと見守ってくださっていたのが伝わってきて心がほっとあたたかくなりました

【Many Worlds】のもう1つは装飾の色味を全て変化させて、グッゲンハイム邸のいろんな表情を愉しんでもらうこと
実はずっと私がこんなのできたら素敵だな~と
やってみたいことリストに入れていたんです
おふたりの1日にぴったりと思ってご提案しました*
新婦さまの頭の中にもこの構想があったらしく
「これやりたいっていいましたっけ?」と3人でびっくりしたのがわすれられない





家族との温かな余韻に浸りながら、次はご友人とのパーティー
先ほどのご家族とのパーティーの「穏やかさ」とは対照的に
とにかくワイワイ同窓会のように「にぎやか」な時間
このパーティーの中にもいろんな “ 世界 ”を



こんなにも近い距離で見守られながら結婚のご報告
ONZOROさんのときめくようなお料理・デザートビュッフェ
ご友人のバンドチームからのお祝いの演奏
ガーデンで一緒におしゃべり







私たちプランナーにとって
おふたりの嬉しそうな姿を見れることほど嬉しいことはないんです
みんなはどう思うかな?楽しんでくれるかな?
結婚式の準備期間はずっと大切なゲストの方のことをとっても考えて、想像しています
だからこそ、当日はもう思いっきりこの瞬間をかみしめてほしい

旅先での奇跡のような出会いからはじまったおふたり
おふたりの人柄に魅了されて
ワクワクが止まらなかった結婚式までの日々は、私にとっても宝物です*
「夢のように儚く、けれど鮮やかな一日」
これからも、歩んでいく長い旅中で「たくさんの世界」におふたりが出会えますように


Produced by Ami Takehara