WEDDING REPORT

ちょっと変わった雑貨屋さん

京都にある「もやし町家」

この小さな町家の中に
おふたりのお家からやってきた
“不思議な” 雑貨が並ぶ

ちょっと変わった雑貨屋へようこそ

もやし町家の中庭

お天気にも恵まれて、とても気持ち良い朝
静かな空間がどんどんおふたりの色に彩られていきます

もやし町家 畳の部屋 展示

もやし町家の中庭で結婚式

暖簾からのぞく新婦様

おふたりの出会いは “建築が好き” だったのがきっかけ
そんなふたりだから、お休みの日には建築巡りをするのがお決まり

結婚式をするなら建物にもこだわりたいよね…
と見つけてくださったのが「もやし町家」でした

完成された空間に
どこか未完成なものを足していく
ちぐはぐで少しアンバランスだけどそれがふたりらしい、ふたりが創りたい世界観

よ~く見ると不思議な雑貨たちがあちらこちらに
あ!ここにも!と見つけるのが楽しい*

ペーパーアイテムも1つずつ丁寧に準備をしたもので
ワンちゃんの絵が描かれている席札はおひとりずつイメージに近い犬種になっていてとっても可愛いんです!

このこだわりの空間にゲストの皆さまをお迎えして
おふたりの結婚式が始まります

挙式は中庭
とても近い距離で見守っていただきながら皆さまに誓いを

“創る”ことがお好きなふたりの想いはおもてなしのお料理にも
フルコースを1からTruckWeddingのサリーさんと考えたんです

ゲストの方が喜んでくれるようにというのはもちろん
夏の結婚式だから涼しげなもの
1皿ごとにテーマカラーでもあった「グリーン」をポイントに
そして、「雑貨屋」さんらしく小さいものをたくさん

ゆっくりお食事を堪能していただきながら
楽しんでいただくお時間を創ることも忘れないのがおふたりらしい!

中でも面白かったのがイラストコンテスト
お題は「犬」
自由に描いてもらい新郎賞・新婦賞を選ぶんですが
これでもかと個性豊かな(超大作も衝撃作も)作品が出そろってかなり頭を悩ませました(笑)

もやし町家での結婚式は
ふたりからの気持ちや、ゲストの皆さまからの「おめでとう!」がすぐに届く
1つの大きなテーブルをみんなで囲んでお食事をするようなその距離の近さが魅力

おふたりもゲストと同じタイミングに同じお料理を食べる
そして「美味しいよね」と笑い合える
あたりまえのようで、結婚式ではなかなか難しいこと

せっかくならゆっくり、ひとりひとりとお話ができる時間を大切にしていただきたいと私は思います
きっとそのほうがゲストの皆さまも嬉しいから

たくさん食べて飲んで、笑って
皆さんが幸せそうで
その景色を見ることができるのが私も嬉しくて
ああ、この時間が終わってほしくないな…と何度も思いました

創りたいものを、カタチにできるおふたり
クリエイティブでかっこいい
だけど実はとってもお茶目で、冗談をいったりちょっとふざけたり…
そのギャップが私はだいすきでした*

きっとおふたりはこれからもたくさんの素敵な建築に出会って
好きなことに一直線なんだろうなと思います

ずっと、ずっとお幸せに

Produced by Ami Takehara

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