WEDDING REPORT

un fil non rouge

日本を代表するロックバンド「スピッツ」

その楽曲の1つ  “夜を駆ける”

【似てない僕らは 細い糸でつながっている よくある赤いやつじゃなく】

この一節からとったコンセプト

近くにいなくてもつながっている、よくある赤い糸じゃなく

おふたりが結婚式の舞台に選んだ会場は

WEDDING DESIGN LABでも何度もご紹介している「綿業会館」

何度訪れても息をのむほどの佇まいに何度も何度も魅了されています

おふたりの大切な1日のヘアセットを務めてくださったのは

昔からずっとお世話になっている美容師さん*

わざわざこの日のために東京から出向いてくださいました!

お礼にはおふたりオリジナルのトートバックを◎

綿業会館は言うまでもなく、長い年月の歴史が刻まれた建物

その建物の時代背景やコンセプトの国々とマッチするように…と

新婦さんがお召しになっているドレスは綿業会館が建てられた時代のモノを

海外から取り寄せされました

新婦さんの身体に合うように補正もしてくださったようで

英語でのやりとりも楽しかったと仰っていました*

(そう言えるおふたりのポテンシャルがすごいです!)

本当はこれまでおふたりがたくさんお世話になった方々をお呼びし

感謝の気持ちがいっぱい伝わる1日にしたいと思っていましたが

あいにくこの頃はまだまだコロナの波がおさまらない期間…

泣く泣く、ご家族の皆様をお呼びした家族婚に変更されました

おふたりの1番のこだわりといっても過言ではない

今回の結婚式に欠かすことのできない、大好きなイラストレーター「中島みどり」さんに

色んなイラストを依頼し、おふたりの結婚式をさらに彩っていただきました

「今では有名になりすぎて、個人的な依頼を受けてくれなさそう…

僕たちはタイミングが良かったです!」と新郎さんも仰っていたくらい

とっても嬉しいご縁で携わっていただくことができました*

みどりさんのイラストと共におふたりが育った街や

招待状で皆様からいただいたおススメ映画や漫画や本など

色んな紹介を詰め込んだ冊子も作成

文章力の高いおふたりに、私たちもしっかりと読み込んでしまい

毎月発行してもらえないかな…と思うくらい興味がそそられる内容でした◎

こちらの冊子は今回ご招待できなかった皆様にもおふたりからお送りされました

スタートは綿業会館の中でも圧倒的存在感を放っている「談話室」から

親族の皆様との集合写真や家族写真からスタートしました

写真の後はいよいよパーティー会場へ

さて、パーティーのスタートです*

文章力が高かったおふたり、もちろんトーク力も抜群です!

今回は家族の皆様だけということもあり司会進行も新郎新婦より

とても和やかにパーティーが始まりました

パーティーの歓談ではおふたりからご家族のご紹介を

ご紹介する方への一言コメントもあり、嬉し恥ずかしの表情も*

ちびっ子もインタビューし、しっかりとお話してくれとっても温かい空間に

後半にはずっと飾ってあった展示のご紹介!

おふたりが生まれてからの年表が記されてご家族のみなさまもとっても懐かしい気持ちに

なんと新郎さんが生まれた年が、今回コンセプトにしている

スピッツのデビュー年だそうで…!

年表の下にはスピッツのシングル発売も記されています◎◎

結びには大切で大好きなご家族へ

これまでも伝えてきた気持ちを改めてしっかりと心を込めて

おふたりのこだわりが詰まった冊子のご紹介もし

温かい拍手に包まれて、めでたくお披楽喜になりました*

お見送りにはおふたりオリジナルトートバック

こちらのトートバックは美容師さんにもお渡ししたものですが

大好きなみどりさんにおふたりをイメージしたイラストを描いてもらい

それをおふたり自らトートバックに印字されました

プチギフトでお渡ししたコーヒー豆も知り合いの珈琲店で

豆から選び、新郎さんがご自身の手で挽いたコーヒーになります

手作りばかりの大切な大切な品物ばかりです

パーティー後には、少しお色直ししてアフター撮影を

実はパーティーでは蝶ネクタイを付ける予定だった新郎さん

お家に忘れてしまって急遽ネクタイでのパーティーとなりました

そんな新郎さんの救世主が、ヘアセットをしてくれた美容師さん!!

なんとパーティー中に蝶ネクタイを購入してきてくれました◎

無事、アフター撮影の使用することができ感謝感激です

結婚式の主役は自分たちではなく、来てくださったゲストの皆様を

そう仰っていたおふたりが、家族・友人・今までおふたりの人生に携わってきてくれた

皆様のことを大切に想っている気持ちが、お打ち合わせから伝わってきました

そんなおふたりの結婚式を担当させていただくことができ、本当に嬉しく思っています

これまでもこれからの出会いやご縁を大切にしていきたい

改めてそう思わせてくれた、とても温かいおふたりの幸せを

この先、ずっとずーっとねがっております…🧶**

Produced by  Kanon Tsuji / 辻 花音

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